2017/10/29

不可視の鉄鎖 feat.初音ミク

YouTube、ニコニコ動画に新曲を投稿しました。

不可視の鉄鎖 feat.初音ミク YouTube ニコニコ動画


昨今発表してきた曲とは幾分作風が違って、テクノ寄りの音色を多く使っています。
といってもロックの要素の方が強いかもしれませんが、細密なジャンル区分はよくわかりません。

ネガティヴで攻撃的な曲に取り組んでいると、精神にも結構な負荷が掛かります。
勿論特定の個人への恨み辛みを吐き出しているわけではないのですが、やはり自分の中からこの種のものを取り出して形にするのは結構堪えます。
 
楽曲という形にすることで、心の中でとぐろを巻く何かを昇華できていればよいのですが…ずっとこればかりやっているとやがては出すものと一緒に心もがらんどうになってしまうのかもしれません。

『結末(エンディング)ありきの劇的展開(スペクタクル)』の様に、何箇所か単語を英語で歌わせています。
作詞作法は自己流な上、英語に詳しくないので今まで英文はあまり使ってこなかったのですが、こういう表現はどうだろうと思ってやってみました。
が、ただの中二病みたいになってしまいましたね…


以下は歌詞全文です。


おやすみエポニム feat.初音ミク

YouTube、ニコニコ動画に投稿しました。

おやすみエポニム feat.初音ミク YouTube ニコニコ動画


惑星燃素に続くアコースティックポップです。

アニメ「けものフレンズ」を視聴して、動物たちが沢山出てくる楽しくて平和な曲を作りたいと思い、『パブロフの犬』、『シュレディンガーの猫』…と連想していくうちにあまり平和でもなく楽しげでも無い歌詞のひな型ができてしまい、せめて曲は楽しくしようとしてこんな形になりました。

歌詞の大意としては「艱難辛苦を乗り越えてキミを探してる」けど「今日はもう疲れた」という情けないものですが、こんな風に、決めたこと、やるべきことは確かにわかっているが、ついつい目先のことに囚われて動けない、というようなことが今まで無かったというと嘘になりますし、きっと共感していただけるのでは、と甘い期待を抱いています。

歌詞に登場するエポニムたちの意味をお調べいただくと、そうそう突飛な内容ではない(大したことでもない、とも言う…)ことがお分かりいただける(バレてしまう)ことかと思います。
エポニムとは →エポニム(Wikipedia)

もちろん、僕たちにとって1日というものが、「もう疲れたからおやすみ」などといって終わらせられる程度の価値のものではまったくない、かけがえの無い貴重なものだというものは、今となってはよくよく身に沁みて理解できていますが…

曲はWebでの公開が先になってしまいましたが、2017年10月14日に、大阪十三のHEAVEN'S CAFE(ヘブンズカフェ)におけるカオナカンシのLIVEで演奏することができました。 ご来場くださった方々、誠にありがとうございました。


以下は歌詞全文です。